有言実行

友人が更なる一歩を踏み出した。
2年前に楽天の副社長を退いてから、地道で真剣な取り組みの成果だと思う。
新設校とはいえ、公立校だし、自分が作ったのではなく「選ばれた」のだから、それなりに苦労もあることだろうが、公立校が変わることは意味があるので、是非ともがんばって欲しい。

32歳・楽天元副社長が横浜市立中校長に、全国最年少

 横浜市教育委員会は27日、公募していた来年4月に開校する市立東山田中学校(同市都筑区)の校長を、楽天元副社長で非常勤取締役の本城慎之介さん(32)に内定したと発表した。

 同市教委によると、本城さんは公立校の中では全国最年少の校長になる。

 市教委は、新設される同校を、地域の人が学校運営に携われるようにするなど、改革のモデル校とし、初めて民間人校長を公募した。応募した68人の中から論文や面接試験を経て、本城さんの採用を決めた。

 本城さんは、北海道生まれ、慶応大学大学院在学中の1997年、楽天の前身の「エム・ディー・エム」を三木谷浩史社長とともに設立。99年に楽天の副社長に就任した。2002年に教育関連事業に取り組むため、「音別」を設立、教育関係者や民間企業向けの講演・研修活動を続けてきた。

 本城さんは「多くの子どもたちが通う公立校を魅力あるものにすることが大事と思って応募した。トップダウンでなく、現場の教員や保護者、生徒たちの声を拾い、全国の学校がまねをしたくなるような施策を実施したい」と話している。
(読売新聞) - 12月27日21時7分更新

PS しかしこの記事、翌日の日経では35面の地方欄扱いになっていたが、Yahoo!では当日にトップに表示されていた。なんというか、友人としてYahoo!で扱いが大きかったことはうれしいが、ニュースバリューの評価の客観性については、色々と考えることがあるな、と感じた。