全力を出し尽くすということ

 ようやく、某代理店からの依頼で作成していたコンペ用の資料作成が完了しました。ホント、今回は疲れた。大体2週間かかったわけだけれど、特に後半は、夕方ミーティング(これがまた4時間とか5時間とかかかる)で言われたことを反映し、かつベースの提案力を向上させて翌日夕方のミーティングに臨むという繰り返し。そもそも、代理店の下請け(?)的な立場で仕事をするのが初めてで、勘所が最初わからなかったこともあるのだが、非常に疲弊した。
 受けてしまった以上、社長の僕が関係を壊すようなこともできないし、ギリギリまでやりました。最後の1日は24時間ぶっ続けでパワーポイントをいじっていました。この仕事に関するこの数週間で思いつける内容は出し切った感があるので、これで案件ロストしても後悔はありません。残念だけれど。
 しかし、ここまで絞り出すように仕事をしたのは久しぶり。そういう意味で、これまでが甘かったのかな?と思う気持ちと、こんな仕事の仕方をしてはいけない(身体がもたない)という気持ちがせめぎあいます。ただ、まだ若いうちにこういう訓練をしておくことは大事かな、という直観があるので、もし仕事が取れたらもう少しだけやりましょう。ただ、確実にいえることは、これは社長の仕事ではない、ということ。指揮官がプレイヤーをやると視野が狭くなるからね。このあたりは弱小ベンチャーの難しさでしょう。
 せっかくの友人のお誘いも、4時から9時すぎまでかかったミーティングで行けなかったけれど、まぁ、出し切った満足感があるからいいかな。また、呼んでください>H。
 でも、なんていうか、身体と脳と精神が(ストレスなどではなく)健全に疲れている状態というのは、割と気持ちがよい状態です。昔の人は、どういう時にこういう疲れを感じていたのだろう?