いま、会いにゆきます

 本日、「いま、会いにゆきます」(http://www.ima-ai.com/index.html)を見てきた。まず最初に言ってしまうと、思いっきり泣いてしまった。昔は全然泣かない人間だったのだけれど、最近は簡単に泣いてしまう気がする。これは、単純に年を重ねて(というよりは、自分と重ねられるような経験が増えて、という表現が正確だろうか?)涙もろくなったということなのか、それとも映画のレベルが上がっているのだろうか?
 「世界の中心で愛を叫ぶ」(映画)でも泣いてしまっているんだけれど、正直、セカチューは単に悲しいから泣けた(そりゃ好きな人が死んだら悲しいしよね)んだけれど、今回の話は別れる悲しさでも泣けたんだけれど(やっぱり泣いたんじゃないか!)、最後は愛の深さに泣けたから、僕的にはこの作品の方が評価が高いです。
 これまで、「そうかなぁ〜」という程度にしか思っていなかった竹内結子のことも、映画の最後では大好きになっていたし・・・。つくづく、人間が単純になっている。不要だと判断して様々なガードが外れていっているのだろうか。
 自分のことに話がそれた。ところで、こういう映画って、日本映画でしかなかなか出せないような味だと思っているのは僕だけだろうか?こういう日本映画的な世界観の映画が増えると日本映画に期待したくなりますね。正直、見終わって、僕も映画が作りたくなりました。とにかくまずは金とアイディアが必要だな〜、とエンディングロールのORANGE RANGEの「花」を聞きながら拳を握り締めて、「映画やりたいね!」とか言っているメンバーに片っ端から電話をしようかと思ったくらい(いい時間で、はた迷惑なので何とか自省したけれど)
 とにかくまずは、この映画の原作本「いま、会いにゆきます」は早速購入して読んでみよう。
★★★★★