殺人の追憶
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2004/08/27
- メディア: DVD
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1986年〜1991年に実際に起きた韓国の未解決事件を下敷きにしたフィクション。何よりも印象的なのは、田舎とはあまりにも古い当時の韓国の警察の体質と捜査方法(現場の保存もできなければ、容疑者を拷問するやら証拠を捏造やら・・・)。極めつけはDNA鑑定の機械が国内になるアメリカに照会をかける有様。
そんな時代が幸い(?)してか、狡猾な犯人は捕まらずに凶行を重ねていく・・・
これって、コメディなのかと思えるような会話のやり取りを取り混ぜながら、ストーリーは次第に緊迫度が増していくあたりの脚本はそれなりに楽しめる。観終わった後の感想は人によって分かれるところだろう。
(今の韓国を見たわけじゃないけれど)韓国ってわずか短い間に発展したんだなぁ、とストリートは関係のないところで納得した次第。でも、ホント、今だったら解決できている事件だと思う。
★★★☆☆