テレビドラマ

 フジテレビで、延々と「踊る大捜査線」をやっていて、思わず見てしまい大晦日をつぶしてしまった。
 こうやってまとめてみると、あらためて(日本の)テレビドラマというのは、作品の完成度よりも、(次も見させようという)気の引き方のうまさが鼻につく。今日、まんまと乗って、ほとんどの話を見ていてなんだが、視聴率をとらなければならず、かつ1クールの回数分で放送しなければならないという制約が作品の質を上げるというベクトルで機能しているように思えない。少なくとも、クール毎に10本近く生まれるドラマの全てが水準を満たすようなことは絶対にないと思う。
 また、(映画ではなく)ドラマでしかできないことをやっている作品も少ないように思う。伝えたいことがなければ、作らなければいい、と思う。