教授と飲む

 今日、知人の東大教授の主催するワークショップに参加した。内容は先端のマーケティング・サイエンスで、非常に高度。数式が連発されると概念的には話を追えるが、腑に落ちる感覚やリアリティがないのが非常に残念。勉強をすることが多いと実感。
 その後、本日の講師であった東工大助教授と東大の教授と私の3人で会食。正直、このマーケティング・サイエンスの分野ではまったくのズブの素人なので、こんな賢い(≒よく知っている&考えている)方々と一緒にいると少しばかり緊張をしてしまう。
#ちなみに、劣等感ではない、何しろ何もはじめていないのだから劣等感すら持てない状態
 ただ、話をしていると、「ビジネスサイエンス」というジャンルは「ビジネスの現場」ありきの研究であるにも関わらず、研究とビジネスの間には線引きをどこかで引いて純粋な研究を行いたいという先生と、ビジネスにより活かせる研究をと考える先生がいて非常に興味深い。彼らからすれば、真っ向ビジネスに取り組んで腰まで使って社長などやっている僕はそれはそれで印象に残る対象なのかもしれない。
 今日の気づきは「僕はボクのつもりだけれど、僕にとって教授であるように、彼らにとって僕は社長なのだな」というもの。そういう目で見られているという事実に対する自覚が必要だとシミジミ感じた。